皆さんの高評価にも拘らず観るのを伸ばしていた作品。
常々思ってるのですが、フランス映画の邦題にやたらとパリの文字を付けすぎでは？
パリから始まる題名数えたら軽く100は超えそう😅🤭
それは一旦置いといて。
主演女優のリーヌ・ルノーさん(現役シャンソン歌手、女優、当時94歳)が素晴らしい👏👏
2001年の「女はみんな生きている」では田舎の静かなお婆ちゃん役でしたが、今回は闘う女という過去を持つお婆ちゃんです。
女性が抑圧されていた時代に生き、自分の信念に従って闘ってきたけれど、そのために家族も傷付けることになって…。
フィクションなのに、そんな事もありそうだよなぁ〜とリアルに感じられたし、ドライバーのダニー・ブーンが心を許していく場面も良かった。
ただ、途中からエンディングが見えてきて、思った通りお伽噺風になってしまったのは残念だった。
もうちょっと違う着地点があっても良かった。
で、観終わってみたらパリ観光的なルートだったので、まぁこの邦題でも仕方ないか…とは思うけど、せめて英語の題名そのままの「ドライビング・マドレーヌ」の方が良いなと思った次第です。笑
「笑うたびに若返る、怒るたびに老けていく」は名言。
