このレビューはネタバレを含みます
イオルコス国王の遺児イアソンは、父の王位を奪った叔父ペリアスに王位返還を求める。ペリアスはその条件として、未開の国コルキスにある「金の羊皮」を手に入れるよう要求。旅に出たイアソンは、コルキス国王の娘…
>>続きを読む2Kリストア版を鑑賞。
マリア・カラス主演という事で壮大なオペラのような史劇かと思ったら、いつものパゾリーニ監督らしい作品だった。
物語よりも、中世の時代を再現したようなロケーションがとにかく素晴ら…
パゾリーニ監督が描き出すギリシャ神話のメディア王女を残酷に且つ物悲しく映像化。
1969年の映画。
オペラ歌手のマリア・カラスが主演、王女メディアを演じる。
メディアの目力や表情の使い方に圧倒される…
三味線の音といい伎楽みたいな面といい、ユーラシア感がたっぷり
マリアカラスは享楽の視覚的表象かな
冒頭のあのグロテスクな供儀も、構造と力P103に出てきたExcèsの一時的導入みたいで、享楽=侵犯=…
エログロ艶笑劇のパゾリーニ作品とは違ったギリシャ神話をモチーフにした復讐劇。オペラの歌姫マリア・カラスが唯一出演した劇映画、その容貌と佇まいだけで画面が成立する存在感が凄い。カッパドキア等でロケした…
>>続きを読むラストずっと三味線流れててなんか笑う、石の宮殿に火を放って全焼とかするかな?
ギリシャ神話?だけど、ルネサンス以前の宗教絵画のような美術だなと思った。古墳時代前期の古墳感もある。いつの時代かどこの文…
ケンタウロスの父親に開口一番で認知無効を言い渡されて旅に出るスピード感痺れるんだけどそこから先なにが起きてるかよくわからずゴア描写とかSF的な民族衣装とかこどもの金たまの事を考えてたら突然マリアカラ…
>>続きを読む今回の歳の差は20歳です。
メディア王女役のマリア・カラスが46歳、相方のイアソン役のジェゼッペ・ジェンティーレが26歳でした。
古代ギリシアの劇作家エウリピデスが書いた神話に基づく悲劇で、紀元前…
パゾリーニの映画はよくわからない。これは上手いのか?
意図がわからない手持ちとか、微妙にピント合ってないのとか。
話の筋も伝わりにくい。つまり説明が上手い動画の構成じゃない。構図だけはきれいだから静…
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