るい

人肌牡丹のるいのレビュー・感想・評価

人肌牡丹(1959年製作の映画)
3.7

銀の鈴がもつ意味は…


山本富士子さん可愛いからかっこいいまで素晴らしいですね!でも、やっぱ可愛いから、男装してても可愛さがはみ出ちゃう🤭

こちらは人肌孔雀の姉妹作品だそう。キャストとコンセプトはほぼ同じかな。山本富士子さんが何変化かしながら問題解決に奔走するのと、それを雷蔵さんがいい感じにサポートする。

加賀藩前田家の病弱ぼっちゃんと、嬢ちゃんが分家に命を狙われている。その知らせを受け取った女が斬られてしまう。その女は「この鈴を持って加賀へ行き二人を助けよ」とだけ娘の深雪に残し死んでしまう。わけがわからぬまま深雪は加賀を目指す。

深雪は幼少の頃から母から鍛えられていたようでめっちゃ強い。かと思えば弱音を吐いたりする。服装でその人格までもが変わっちゃうのは少し興味深い。虚無僧、賭博師、侍と姿を変えて敵に近づく様は見ていて気持ちがいい。

雷蔵さんは多くはでてこないけど山本富士子さんが素敵なので、ここぞって時に現れてほんのちょっとだけ助けてくれるこの感じがとてもいい。美味しいとこ全部持ってくんじゃなくて、あくまでも富士子さんを立てる!しかし、雷蔵さんちょい役でもやっぱ雰囲気あるしええです😚

人肌孔雀より人肌牡丹のが好きかもしんない🥰
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