けんけんさんの映画レビュー・感想・評価

けんけん

けんけん

小さな私(2024年製作の映画)

4.1

脳性麻痺を患う青年が社会へ一歩を踏み出そうとする物語。
障害のある本人の葛藤よりも、本人を取り巻く家族の抱える想いに焦点が当たっていて、他人事にはできない視点で感情移入ができる作品だった。
口数も多く
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今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.1

ジャルジャル福徳さんの小説が原作の映画。
運命的な出会いから始まる冴えない大学生の人生を変える恋愛物語。
お笑い芸人の小説が原作というのはアイキャッチで、中身には正直期待していなかったんだけどとんでも
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.5

トラブルに巻き込まれながらも幸せを掴もうとする貧乏な漫画家が歩む数奇な半生を描いた物語。
自分が望んだものは手に届かない儚さ、希望が近づいたと思ったら叩き落とされる絶望。構成と展開から上へ下へがんがん
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怒りの河(2024年製作の映画)

3.9

娘を自殺に追い込んだ疑いのある少女と娘の父親がミャンマーから中国へ命がけの逃避行をする物語。
最初は目の敵にしていた少女と父の2人で、行動を共にし変わっていく関係性が王道のバディロードムービーだけど、
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ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

3.6

母から死別した父の遺品が送られてくる主人公。幼少期、弟が失踪した時の様子が記録されたテープが送られてきたことをきっかけにいわくつきの森へ探索に行くホラー映画。
音でも映像でも怖がらせに来ない、純粋な不
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Underground アンダーグラウンド(2024年製作の映画)

-

何が起こるという物語ではないものの、ひとつひとつの映像が綺麗で、次に何が起こるのかゾワゾワする感覚に陥る。撮り方魅せ方が美しい監督という印象でこれからの作品に期待がおける作品だった。

あるいは、ユートピア(2024年製作の映画)

4.3

外を謎の生物に取り囲まれ、ホテルで隔離生活を送ることになった12人のワンシチュエーションスリラー群像劇。
小説家、逃げ遅れた軍人、自殺サークル会員など訳ありな人たちが、救助の来ない状況でトラブルを起こ
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

3.9

パリに住む知人の思い出のスープの味を再現するために日本、世界を飛び回り再現に必要な素材を探す物語。
ドラマも存在だけ知ってるくらいで、主人公の名前も知らなかったけど映画はすごく楽しめた!!
フランスの
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ラスト・ダンス(2024年製作の映画)

3.8

新任葬儀屋と故人を弔う儀式をする道化師との2人を中心に展開するヒューマンドラマ。
業界における暗黙のルールを破りながらも自分なりの信念を見つけて葬儀を行う新米葬儀屋と、昔からの伝統を重んじる堅物親父が
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.7

ヴェノムとエディの逃避行が、もはや駆け落ちのようで愛おしい!
バラエティ豊かなシンビオート軍隊の活躍も見応えあり!
ただこれで終わりとなってしまうと悲しみもあるなあ🥺

ゼンブ・オブ・トーキョー(2024年製作の映画)

2.7

11人の女子高生による、東京での修学旅行を舞台にした青春群像劇。
予告と主題歌は良かったんだけど、どこが面白かったのか😓
東京の魅力はよく知れた

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

内戦が勃発したアメリカでスクープを狙う記者たちの奮闘を描いたロードムービー。
違憲である大統領3期目、抑止力のFBI解散など独裁的な大統領に反発した西部勢力が国家転覆しようと内戦をしている世界線。
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劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵(2024年製作の映画)

3.5

仲間と共に、幸運と争いを生む99本の悪魔の鍵を破壊しようとする物語。
割とドラマの概要は抑えておいた方が良さそうで、知っていた方がより楽しめる作品。
アバンで出てきた既知のゲームを歴戦の猛者のように攻
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.6

いつまでも続くと思っている学生の楽しい集まりの終わりを描いた切なくリアルな青春ドラマ。
迷惑をかけて楽しむ幼稚な子供から成長しない主人公と将来を考え社会に目を向け始める幼馴染との対比が観ていて切ない。
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ソウX(2023年製作の映画)

3.9

ジョンクレイマーが末期癌を治すためにメキシコに行っていた時の物語。
ソウを初鑑賞時の感覚が蘇る高揚感!!
いつまでもジョンクレイマー擦り続けてほしい😂
脊髄液のシーンは失神するかと思った😇
エグいシー
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チャチャ(2024年製作の映画)

3.8

その場だけ可愛がられる野良猫のように自由に生きる主人公チャチャが、自分と同じような男性と出会い、惹かれたことから始まるストレンジラブストーリー。
自由奔放なチャチャが恋に溺れていくポップな物語かと思い
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.9

転売ヤーの壊れていく日常を描くサスペンススリラー。
怖い!けどエキサイティングで面白い!
前半のガチホラーから一転、サバイバルゲームに転調する展開に心臓がもたないくらいハラハラさせられる。
登場人物そ
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傲慢と善良(2024年製作の映画)

3.9

マッチングアプリで出会った恋人が失踪したことから始まる恋愛ミステリー。かと思いきや真実の愛が見つかる純朴なラブロマンスだった、、、!
観る立場によって汲み取り方が多様にある作品だと思う。隣にいた学生ら
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.2

かなりミュージカルなジョーカー続編。
確かにいくらでも深読みすれば裏の設定とかこだわりはどんどん出てくると思うけど、純粋に面白味に欠けるような印象。
退屈な映画でもジョーカーだから好き!と絶賛している
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あの人が消えた(2024年製作の映画)

4.1

ある配達員が荷物届け先のマンションで起こる不可解な謎に迫るミステリーエンターテイメント。
不穏で不気味な前半から一転、肩の力を抜かせるコメディ、そして最後にすべてをひっくり返すどんでん返しと最初から最
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.4

前作から36年後、オリジナルキャストも集結した霊界コメディの続編。
ティムバートンらしいキモ可愛いさや絶妙なツボをつくジョークも健在で、全編通して楽しめる映画だった。





以下本音。
想像以上に
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.0

聴覚障害の親に育てられた主人公の子供から大人になるまでの成長を描いた物語。
東北出身ということもあり訛りに親近感!
そして地元を出て東京にいるという似ている境遇もあり主人公と自分が重なる部分もあり、ハ
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SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース(2023年製作の映画)

3.6

ノルウェー山間部の美しい風景をカメラに収めたドキュメンタリー映画。
春夏秋冬と、順に渓谷が変化する様が美しい。自然の偉大さ、人間のちっぽけさをまじまじを感じさせるようなすごい映像美に圧巻させられた!
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.6

失踪したスオミの行方を5人の夫たちが追う物語。
正直全然、極上ミステリーではないけれど良い意味でくだらなくて楽しめる映画だった! 
スオミという単語ももともと知っていたから最後の告白にも驚きはなく。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

幕末の侍が未来にタイムスリップして時代劇の斬られ役になるタイムトラベルコメディ。
時代劇好きのロマンがたっぷり詰め込まれてるのが感じるし、コメディもポップで前半は面白いけどやや冗長。
コメディの前半か
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.0

吃音で内気な少年がフィギュアスケートの練習を通して成長する心温まる物語。
タクヤとさくらちゃんと先生の3人で練習してる時の多幸感に涙がどばどば溢れ出てきた🥹
父親のように愛情を注ごうとしている先生の想
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夏目アラタの結婚(2024年製作の映画)

3.8

連続バラバラ殺人事件の重要な情報を聞き出すために死刑囚と結婚をする夏目アラタ。事件の奥に隠された真実に迫るクライムサスペンス。
ガンニバルの時のような柳楽優弥の型破りで破天荒な性格がハマり役すぎる!🤣
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

未来のない開拓地を脱出しようとする若者たちが廃棄された宇宙船でエイリアンと対峙するシリーズ新作。
既知の設定を初めての人にも分かるように、かつ面白くつながなければならないっていうのはご長寿SFシリーズ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

大手物流企業の流通センターを中心に、荷物配送時に起きる無差別爆弾事件に迫る物語。
想像の数倍良すぎた😭
野木さんの脚本術が冴え渡りすぎてる。結構ドラマで使われる次のシーンをたたせる引きのセリフ始め、無
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きみの色(2024年製作の映画)

4.1

2回目鑑賞 2024/10/29 ★4.1
聖歌隊でもリーダーシップをとり、成績も優秀なきみちゃんが優等生の皮を脱ぎ捨てて、ギターを練習し、ダボダボな上着にホットパンツ、炭酸ジュースをかきこむギャップ
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時々、私は考える(2023年製作の映画)

4.4

単調な日常を送る女性に芽生える小さな恋ごろをを描いた人間観察記。
本当に力を抜いて観ることができる愛おしい映画。不器用な人間の小さな成長を描く映画が大好物でならない😂 シュールな会話劇とノスタルジック
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.5

元恋人に恋愛感情を引きずる主人公が、突然掛けられた呪いを解こうとするホラーロードムービー。
突然、夢に元恋人が出てきて呪われてしまうっていう急転直下の展開に、なぜこうなったかと巻き戻して見直してしまっ
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Chime(2024年製作の映画)

4.0

「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」という黒沢清監督の新作中編ホラー映画。
ホラー映画好きも唸る怖い映画として話題な本作。謎の不協和音がじわじわ後から沁みてくる怖さを実感!
どんどん不安になっていく
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.9

あのコがスクリーンから場内に現れ、声出しOKな<絶叫上映>にて鑑賞。
上映後、割とすぐにあのコが登場。通路を通るだろうなと思い、より近くで触れ合える通路席を予約したんだけど、声を上げて怖がれず、演者さ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8

カセットテープのメロディを聞いた人が失踪する心霊現象の謎に迫るホラー。
自分の歌を広めたいっていう怨念が残ってるという、ビデオ呪い感染の貞子に似たような設定。
カセットテープの起源に迫るところの演出と
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

3.8

文芸部に憧れる少女がひょんなことで新聞部に入り、学校に潜む陰謀を暴くエンタメ青春映画。
文芸コンクール2連覇の華の文芸部部長、ペンネーム以外不明の天才作家の存在など文系ジャンルの物語にも関わらず、体育
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