北京
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最後に映画館に足を運んだのはいつだったでしょうか？新型コロナウイルス感染症の影響で外出の機会が激減し、映画館で過ごす時間を懐かしく感じる今日この頃です。国務院の5月8日の発表によりますと、中国ではショッピングモールやスーパー、ホテル、レストランの全面的な営業再開に続き、博物館や美術館など密閉性の高い施設についても規制緩和の動きが出ているとのこと。そのうち映画館やゲームセンターは完全予約制を導入することで再開される方針です。具体的な再開の時期は明らかにされていませんが、映画ファンにとっての朗報に違いありません。
そんな中、映画館の営業再開が見えてきたことを受けて、ポスター制作で知られるプロダクション「新芸聯兄弟」が「映画を見に行こう！」をテーマとする一連のポスターを制作し、配信しました。このシリーズは、中国の名作の登場人物を世界の名作映画と組み合わせたもので、いずれも感染症を意識したデザインとなっています。どれも映画ファンの心をくすぐるものに仕上がっていることでしょう！（ミン・イヒョウ 謙）
❶『ショーシャンクの空に（中国題：肖申克的救贖）』（1994）：第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、日本ではキネマ旬報ベストワン（洋画）に選ばれたほどの人気を誇る世界的名作。
❷『太陽の少年（原題：陽光燦爛的日子）』（1994）：人気俳優・姜文（チアン・ウェン）の監督デビュー作として知られ、第33届金馬奨で6部門を独占し、ベネツィア国際映画祭で主演男優賞を受賞した話題作。
❸『ラ・ラ・ランド（中国題：愛楽之城）』（2016）：放送映画批評家協会賞やゴールデングローブ賞などの賞レースを席巻し、米アカデミー賞で監督賞や主演女優賞を含む6部門を独占したミュージカル恋愛映画。
➍『レオン（中国題：這個殺手不太冷）』（1994）：リュック・ベッソンの監督＆脚本、ジャン・レノの主演によるフランス映画の名作。
❺『タクシードライバー（中国題：出租車司機）』（1976）：第29回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品で、マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロが送り出した名作。
❻『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド（中国題：好莱塢往事）』（2019）：ハリウッドの鬼才、クエンティン・タランティーノ監督の9本目となる最新作で、ハリウッドを代表する世界的人気スター、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作としても大きな注目を集めた。
❼『夏洛特煩悩（Goodbye Mr.Loser）』（2015）：2015年に大ヒットした低コスト国産喜劇。喜劇団体『開心麻花』の人気舞台劇を同団体が映画化したもので、人気コメディアン、瀋騰（シェン・テン）と馬麗（マー・リー）が主演を務めている。
